01 琴音

「今が夢の真っ只中。自分が目指してきたシンガーになろうとしています。
まずは目の前のライブを一回一回しっかりやっていきたいですね」

琴音

PROFILE
琴音

2002年生まれ。長岡市出身の高校生シンガーソングライター。オーディション番組でグランドチャンプを獲得し、2019年3月E.P.『明日へ』でメジャーデビュー

家族や友人に支えられまっすぐに進んできたシンガーへの道

音楽好きの両親の下に生まれ、物心がついた頃から歌うことが好きだった琴音さん。「よく歌う子どもで、私が歌うと両親が喜んでくれた記憶があります。〝歌がうまいね。歌手になれるんじゃない? 〟と言ってもらっていたことをずっと真に受けていたというか…(笑)。最初は両親、そして友人や近所の方などの後押しがあって、シンガーを目指すようになりました」。夢への第一歩として、力試しにテレビのオーディション番組に出演した琴音さん。「今振り返ってみると、番組の撮影をしている時期が一番忙しかったですね。学校生活と両立しながら、母とカラオケボックスに通って歌の練習をしていました。テレビ放送が決まった日は、クラスのSNSに放送日時を書いて、〝見てね〟って伝えました。そうしたら、友人はもちろん、他クラスの人も声をかけてくれて、うれしかったですね」。番組の反響は大きく、一気に注目を集めました。「応援してもらえることはすごくありがたいことなのですが、その分プレッシャーを感じてしまったり、日常生活でなんとなく落ち着かない部分があったりしました。そんな時も家族やクラスの友人が今までと同じように接してくれていたことは自分の支えになりましたね」。そして番組出演をきっかけに2019年3月にE.P.『明日へ』でメジャーデビュー。全国4カ所を巡るツアーをスタートさせています。「仕事をしていて一番楽しいのはライブです。音楽を通してお客さんと触れ合い、温かさを感じられるのがライブの醍醐味(だいごみ)ですし、私にとって大事な時間ですね。『明日へ』は、この4曲を聞いて明日も頑張ろう、前を向いて行こうという気持ちを持ってくれたらうれしいなという思いを込めた作品です」

進路について悩むこともきっと大切な時間

音楽活動がますます忙しくなる中で、大切にしているのは時間の使い方。「基本的に平日は学校、土日は仕事というスタイルです。〝学校と仕事を両立できているのかな? 〟と不安になることもありますが、定期テストなどの時は勉強に集中。それ以外の時は、学校生活のなかでも一息つくというか、自分が安らげる時間を確保することを意識しています」。長岡の風景や落ち着いた雰囲気が好きで、居心地がいいといいます。オフの楽しみは、自宅でゆっくりすること。特技の折り紙を折ることも多いそうです。インタビュー時にも即興でクジャクを折ってくれました。「小学生の頃に児童館で折り紙を教えてもらって、その楽しさを知りました」。4月から高校3年生になった琴音さん。多くの高校生と同じように進学についても考えているそうです。「進学については、自分でよく考えて決めたいですね。〝自分は何が得意で、何をしている時が楽しいか〟を基準にすることが、将来の道を選ぶ手助けになるんじゃないかな。悩むことも大事な時間だと思っています」

新潟のごはん

My Favorite NIIGATA新潟のごはん

「新潟の好きなところはたくさんありますが、やっぱりお米のおいしさは新潟が一番だと感じています」

02 生越佳奈子

「薬学部に進みたいと思っていますが、演劇は続けていきたい。
機会があれば舞台に出てみたいです」

PROFILE
生越佳奈子

2001年生まれ、新潟市出身。りゅーとぴあ開館20周年記念ミュージカル『シャンボーの森で眠る』でヒロイン・ファデットを演じる。新潟県立新潟高等学校在学。趣味はミュージカル鑑賞

舞台を通じて逃げずに一つのことに向き合うことを学んだ

2018年10月に、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館で上演されたミュージカル『シャンポーの森で眠る』。この作品でヒロイン・ファデット役を演じたのが生越佳奈子さんです。生越さんが演劇を始めたのは小学4年生の頃。「姉がりゅーとぴあを拠点に活動しているキッズ劇団・APRICOT(アプリコット)に所属していたのがきっかけです。姉が出演しているお芝居を観て、面白そう、私もやってみたいと思うようになりました」と生越さん。以来APRICOTに加入し、さまざまな作品に出演します。「本番前は忙しくはなりますが、つらいというよりは充実していたし、お客さまの拍手がうれしくて、初めて出演したときは本当に感動しました。頑張って良かったという気持ちになれました」。そして高校2年生の春、『シャンポーの森で眠る』のオーディションに挑戦。見事合格し、ヒロイン・ファデット役に抜擢されます。「しばらくの間は稽古が金・土・日曜だけだったので、それほど学校との両立が大変だとは思いませんでした。でもテスト前は本当にきつかったです。本番が近づいているので稽古は休めないですし、授業中に眠くてウトウトすることもありました(苦笑)」。そして迎えた本番。観客からは「奇跡のミュージカル」といわれた前作を上回る絶賛が寄せられました。生越さんの清らかな歌声もとても印象的でした。「ファデットという役に集中して、経験したことがないくらいの力を注ぎました。スタッフの皆さんも一切妥協せず、何度も指導してくださいました。泣きながら稽古することもありましたが、そうするとだんだんできるようになるんですよね。逃げないで一つのことにしっかりと向き合えたかなと思います」。やりがいと同時に、自分の人間的な成長も実感できたという生越さん。生涯忘れることのできない素晴らしい経験となりました。

将来はまだ未定
でもどんな形でも演劇は続けられる

今は演劇活動はしていないという生越さん。代わりに、友人から誘われ入部した合唱部で練習に励み、美しい歌声を響かせています。休み時間には友人とのおしゃべりに花を咲かせる普通の高校生です。「今は理系クラスに所属していて、薬学部に進みたいと思っています。演劇はやっていきたいけれど、それをメインにしていくかどうかはまだ分かりません。趣味で続けていくこともできますよね。機会があれば舞台には出てみたいです」
「『シャンポー』を経験して、自分は全然演技ができないことが分かったんです」と言いながらも演劇を続けたいと話す生越さんの前向きさは、どんな道に進んだとしてもきっと強い武器になるはずです。

りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館

My Favorite NIIGATAりゅーとぴあ
新潟市民芸術文化会館

「小学4年生から通い続けた場所。家や学校にいるよりも、長い時間を過ごす日もありました。とても落ち着く空間です」

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